感情

気持ちがずっと深く深くへ沈み込んだまま浮かび上がってこない日が時々襲ってくる。
水の底、底の土を巻き上げた後、もう、水面には波が立たないくらいに底のまま身動きも出来ない。


なんというか、感情の波が立たない。これほど焦ることもない。
矛盾しているようだが、焦るのは静けさがくる前の嵐のようなもので、焦っている内になにか楽しげなことでも見つけられたら幸いだ。


どういう時にこの無になってしまうような感情に襲われるか。
物事の進まない時、天候、自己同一性の不在。
非常にやっかいで、悩ましいものだけれど、この感情のまま身体を動かせたら色んなものが純粋に見えてきて、とても良いとも思う。
それは、決して、新鮮に感じるとかではなく、水は水・空気は空気という感じ方があるのだと再確認するようなものなので、
あんまり、そんなことばかり考えても仕様がないのではある。


でも、必要だって思う自分の心が身体の一部にあるらしいのでこうした感情と少しずつ向き合ってみたいとも思う。

広告を非表示にする

水の中にいると、意識がジーンと外に外へと広がっていくような気持ちになる。
意識が水に近いものとなって混ざり合う内に、肉体の輪郭が鮮明となって、外に出た意識と肉体とが対話するような形になる。
どうも、それ以外の時は並列とした思考が延々と続くようなので、主体となる意識が消えてしまっているのだと思う。

 

おーい、お前こんなところにいたのか。って。

 

水の中から私が呼んでいる気がするんです。

広告を非表示にする

賀正

f:id:nekonokakurega218:20170101101353j:plain

広告を非表示にする